Web本棚

~ 本棚を楽しむサービス ~

ザ・万歩計 (文春文庫)

万城目 学

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
おもしろい
2010/08/27
子供の頃の想い出。学生時代の想い出。小説を書くことになったいきさつ。『鴨川ホルモー』のこと。『鹿男あをによし』のこと。宿敵ゴキブリとの闘争。万城目氏の魅力にあふれています。『渡辺篤史の建もの探訪』が好きだというのもいい。
この感想・レビューは参考になりましたか? はい

会社でチャンスをつかむ人は皆やっている!一流の部下力

上村 光弼

Star_onStar_onStar_onStar_offStar_off
ごもっともでございます。私は悪い部下でした。
2010/08/22
本の内容ですが、お中元の贈り方ではありません。もしそうなら『会社でチャンスをつかむ人は皆やっている! 一流品の贈り方』という題名だったと思います。世の中、魚心あれば水心。先方が好意を示せば、当方も好意を示す。これは当たり前のことです。スミマセン。少しふざけてしまいました。この暑さで正気を失いそうになっています。酒のせいもあると思います。許して下さい。
読んだ感想ですが、ごもっともでございます。私は悪い部下でした。反省します。ハイ。 

この感想・レビューは参考になりましたか? はい

「戦う組織」の作り方 (PHPビジネス新書)

渡邉 美樹

Star_onStar_onStar_onStar_offStar_off
ごもっともでございます。私は悪い管理者でした。
2010/08/22
本の内容ですが、労働組合の作り方ではありません。もしそうなら『「闘う組織」の作り方』という題名だったと思います。労働組合は「闘う」とか「闘争」という文字が好きです。「闘争」は時に「斗争」という文字に化けることもあります。スミマセン。少しふざけてしまいました。この暑さで正気を失いそうになっています。酒のせいもあると思います。許して下さい。
読んだ感想ですが、ごもっともでございます。私は悪い管理者でした。反省します。ハイ。 
この感想・レビューは参考になりましたか? はい

ひとり旅ひとり酒

太田 和彦

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
いつか訪れたい店ばかり
2010/08/12
昨日、『行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅』(石田ゆうすけ/著・幻冬舎文庫)を読み終えて、世界一周は無理でもせめて日本一周はしたいものだと思ったのをきっかけに、太田さんの居酒屋巡礼ものを読みたくなって『ひとり旅 ひとり酒』を本棚から手に取った次第。昨年の秋から積読本になっていた本です。今回の旅先は西日本。関西に住む私にはすぐにも足を運べそうな距離感がうれしい。いつか自転車であちこちを巡り、気の向いた町で安宿に泊まって、ぶらりと街に出る。よさそうな居酒屋の暖簾をくぐる。その地ならではの肴をアテに地酒をツイーっとやる。そんなささやかな夢を持つ私にとってこたえられない本でした。西日本の名酒場を案内してくれて、その酒場の雰囲気を文章だけでなくカラー写真で紹介してくれる。本の中で紹介された店で行ったことがあるのは二軒のみ。大阪阿倍野の居酒屋「明治屋」と和歌山アロチのバー「テンダー」。二軒とも素晴らしい店でした。太田氏の目に狂いはありません。訪れたい街、暖簾をくぐりたい酒場がいっぱい出来ました。取り敢えず近場の神戸は福原の「丸萬」あたりから訪れてみるか……

 

この感想・レビューは参考になりましたか? はい

行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)

石田 ゆうすけ

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
夢を諦めず
2010/08/11
本屋でこれをみつけたとき思わず手に取りました。チャリダーとしては見逃すわけにはいかない。オマケに解説は私が敬愛する椎名誠氏という贅沢。内藤陳風に言うとすれば「読まずに死ねるか!」なのだ。本の題名を見たとき頭に浮かんだのも内藤陳さんの「読まずに死ねるか!」をもじったのかなということ。椎名誠氏は解説の中でこのタイトルをあまり気に入っていない、もっと爽やかなタイトルでも良かったのではないかと言っている。しかし本を読んでみて「行かずに死ねるか!」という題名にはもっと深い作者の思いがあることが判った。それはそれで良いのだ。文句ないのだ。

それにしても石田ゆうすけという人は凄い。夢を諦めたら一生後悔がつきまとうんじゃないかという想いで大企業を退職し、自転車世界一周の旅に出てしまうとは。私には到底真似できない。私なら自転車世界一周という夢を叶えても、日本へ帰ってきてからのその後の生活で、やっぱりあのまま会社に勤めていれば良かったなどと後悔するのじゃないかと考えてしまうだろう。安定した生活を捨てて、未知の世界へ一人でこぎ出す勇気はない。しかしそんな私も一人のチャリダーとして日本一周ぐらいはしてみたいものだ。何年か先に仕事を辞めて時間が出来たら……、きっと……。

この感想・レビューは参考になりましたか? はい

サニーサイドエッグ (創元推理文庫)

荻原 浩

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
切ないほどにハードボイルド
2010/07/24
『ハードボイルド・エッグ』の続編です。待ってました! ハードボイルド小説を愛し、フィリップ・マーロウを我が心のヒーローとする人間にはたまらない小説です。読む所々で主人公・最上俊平の台詞にニヤリとさせられ、荻原氏との感性の共属意識にニンマリします。丁度、主人公・最上俊平とバー「J」のマスターとの会話で、あるいは県警一課の須藤刑事との会話の中でチャンドラーを引用し、お互いの波長が共鳴するように。もちろん本書の主人公が依頼されるのは猫探しであり、フィリップ・マーロウが殺人事件を解決するように渋くは無い。しかし、事件の解決にあたって安きに流されることなく、他に迎合せず、ここ一番でやせ我慢する主人公・最上俊平の生き様は、たとえそれが周りの者には滑稽に写っていたとしても、切ないほどにハードボイルドしている。
この感想・レビューは参考になりましたか? はい

山本耳かき店 (ビッグコミックススペシャル)

安倍 夜郎

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
恍惚の向こうに
2010/07/22
女性に膝枕してもらう。そして耳かきをしてもらう。

何と甘美な時間であろうか……

まさに淫靡、耽溺。

膝の上でこりこりしてもらう恍惚の時間の最後に、

耳かきの反対側についているぼんぼんで耳穴をやさしく撫でてもらい、

「ふっ」と息を吹きかけてもらう。

官能が全身を駆け抜け、我が精神は何ものかから開放され涅槃に入る。

耳かきに一種のフェティシズムを感じる方にはこれほど素晴らしい本はない。

しかし、そうでない方にはこれほどつまらない本もない。

この感想・レビューは参考になりましたか? はい

容疑者Xの献身 (文春文庫)

東野 圭吾

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
泣けます
2010/07/21
「探偵ガリレオ」こと物理学者湯川学シリーズの長編作。直木賞をとっちゃってます。泣けます。東野さんて『手紙』でも『白夜行』でも『さまよう刃』でも、主人公の想いが深く熱い。それも真面目に熱い。好きです、そんな人。
この感想・レビューは参考になりましたか? はい

町長選挙 (文春文庫)

奥田 英朗

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_off
悩める人のみならず、悩める島をも伊良部流に治療
2010/07/18
トンデモ精神科医・伊良部一郎シリーズ第3弾です。私、もうすっかり伊良部先生と看護婦のマユミさんにはまっています。今回は次の四篇の短編で成り立っている。( )で表示したのは物語の中で神経症に罹り伊良部医師を訪ねる主人公の名です。
  1.オーナー    (田辺満雄)
  2.アンポンマン  (安保貴明)
  3.カリスマ稼業  (白木カオル)
  4.町長選挙    (宮崎良平)
そして1~3の主人公にはそれぞれ実在の有名人モデルがあります。すなわち、「田辺満男」(通称ナベマン)=「渡辺恒雄」(通称ナベツネ)、「安保貴明」(通称アンポンマン)=「堀江貴文」(通称ホリエモン)、「白木カオル」=「黒木瞳」です。この点が前二作(『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』)と異なる点です。読者の中で主人公が実像を結んでいて物語を楽しみやすい反面、イメージが実在の人物に引きずられてしまう嫌いがあります。四篇目の「町長選挙」も主人公に有名人モデルはないものの、舞台となった島にはモデルがありそうな気がします。たとえば私は「選挙のたびに島を二分して実弾(金)飛び交う激しい選挙戦が繰り広げられる島」として徳之島をイメージしながら読みました。今回は病んだ人だけでなく病んだ島まで伊良部流に治療してしまうところが何とも不思議であっぱれです。そして今回も私はいつか伊良部総合病院の薄暗い地下にある神経科を患者として訪ねそうな気がしながら読みました。私はけっして物語のモデルになったような有名人でもなければ重要人物でもないけれど……。マユミさんになら注射を打たれてもいいなぁ。(笑)

この感想・レビューは参考になりましたか? はい

空中ブランコ (文春文庫)

奥田 英朗

Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
この強烈キャラはクセになります
2010/07/14
トンデモ精神科医、伊良部一郎のシリーズ第二弾です。この強烈キャラ、すっかりクセになってしまいました。この本を読むと自分は本当に「まともなよい子」だなあと思います。そして自分もいつか神経科にかかるかもしれないなあと思います。でもなんというか「まとも」であることの危うさを知ることで価値観に少しずつずれが生じ不安定になります。でも楽しい。看護婦のマユミさんカワイイ。
この感想・レビューは参考になりましたか? はい