面白南極料理人 (新潮文庫)
西村 淳
表向き「選び抜かれた日本南極観測隊ドーム特殊部隊」 正体、「懲りない驚異のアホ親父集団」とはまさに! もーーーーー、なにやってるんですかこの人たち! −80℃、ウイルスさえも存在しない極地でパンツ1枚で写真撮影したり 首まで雪に埋まってみたり、ドラム缶露天風呂をしたり、BBQしたり。 なんだよ、ちょっと楽しそうじゃないか。と思わずにはいられないが 1年の半分は太陽が昇らず真っ暗、電話は高くて頻繁にはできない、 水だって燃油だって食料だって、ちょっと買ってくるじゃすまされない場所ときたら おそらく数日で日本という名の天国へ帰りたくなってしまうだろうな。 時にほろっとして、時にはらはらして、時にお腹がぐーぐーなって、 居酒屋フルコースみたいだった(決してフレンチではないので悪しからず) シドニーに戻った西村さんが話しかけれた外国人の話では 驚きすぎて思わず声が出そうになったが、それよりなにより この文章がもともとはWeb上に連載されていたものであったということに驚いた。 様々な経緯を経て、映画化までされて、その映画がまたすばらしいという、 やっぱりフルコースな1冊だなあ、これは。
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裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
山口 絵理子
つい先日のR25でも注目のアラサー起業家で紹介されていた山口絵理子さん。 起業家というと、成績優秀で野心家なイメージが勝手にあったのだが、 彼女の経歴を読むとそんなイメージも簡単にどこかへ吹っ飛んでしまう。 小学校時代イジメにあい、その反動で中学で非行に走る。 その後、強くなりたいと高校の「男子柔道部」に自ら飛び込み、 女子柔道日本のトップクラスに。偏差値40から慶応大学に合格。 大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、 アジア最貧国「バングラデシュ」に渡り日本人初の大学院生になる。 (本書のプロフィールより) 一見、よく出来たお話だなあと思ってしまうが、 彼女は本当に努力、直進の人であることが本書を読むと痛いぐらいわかる。 少々拙い文章ではあるが、それもまた彼女を遠ざけない理由なのかもしれない。 彼女のビジネスで、「ありがとうという気持ち」がバングラデシュに 広まっていったらいいなあと172ページを読んで、心から思った。 「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」 本当にその通り。へたな自己啓発本より、やる気を与えてくれる1冊。是非!
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無印良品の「改革」―なぜ無印良品は蘇ったのか
渡辺 米英
確かに数年前の無印良品は、お客様に甘えている部分があった。 いつ行ってもおなじディスプレイ、おなじ商品。 私も例に漏れず、次第に足が遠のいていた。 だが、ここ最近の無印良品は季節ごとのディスプレイ、商品、 いままでの無印にはなかった「わくわく感」が感じられるようになった。 そこで、なにが変わったのだろうと手にとったのが本書であった。 成功体験によるおごり、本質を忘れた目先の対応、 ものづくり発想のゆらぎなどの、落ち込んだ要因は 当時を知る客目線でも確かに、と思えるものだったと思う。 それらに手遅れになる前に気付いてこうして立て直したことは立派である。 ただ、業績改善のために行った見直しで、切り捨てられた人や企業が 少なからずいるはずなのに、無印良品はこうやって立て直しました、 めでたしめでたしで終わってしまう本書には違和感を覚えたので★3つ。
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あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)
山田 ズーニー
私が最も印象に残った部分は、正論を言うとなぜ孤立するのか?という話で、 「正論をいうとき、自分の目線は必ず相手より高くなっているからだ」という部分。 本書こそ、正論オンパレードの内容であるが、 それがちっとも嫌にならないのは、山田さんの目線が決して 上から目線ではなく、相手(読者)と目線を合わせて書いているからなのだろう。 ところどころ、ズキンズキンとくるような内容ではあったが それがしっかりと伝わるのは山田さんが、本当に伝えたい想い(根本思想)に 嘘をつかずに最初から最後まで書かれたからだと思う。 一見わかっているようで、ついつい見逃しがちなことに気付けた1冊。 ぜひ、母に読ませたい。
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<図解> レバレッジ勉強法
本田 直之
本田さんの本を過去に読まれている方は、特にこの本は読まなくてもいいかも。 図解であるがゆえに、A4サイズと少し大きく電車の中で読むには少し不便だし 縦書きと横書きが混在しているので読みにくく残念だった。 ただ、あまり読書に慣れていない方が勉強法、読書法の とっかかりとして読む分にはいいと思う。 値段もお手頃だし、難しいことも書いていないので すぐに実践することもできるだろう。 本文に「日本人は他人の時間と情報に鈍感」とあるが、 本書ではそんな本田さんが惜しまずに情報を提供してくださっているので しっかりと受け止めて実践していくことが本田さんに対する コントリビューションなのではないかと思う。
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「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
美崎 栄一郎
正直、ノート術関連の部分ではあまり目新しいことは感じられなかった。 この本で参考になる部分はノート術の裏にある 著者・美崎さんの仕事に対する姿勢である。 本を読んだら必ず一つ、そこから何か自分が実行することを決めることと、 会議の際も、電話に出る際にも、決定権がなくとも予想を立ててから始め、 結果をしっかりと記録という部分はすぐに真似していこうと思う。 ↑この部分が私のアクションプランである。 私もジャケ買いした1人であるが、この表紙のデザインは秀逸。 ぱっと目を惹くオレンジ色は平積みされていると強いだろうな。 ただ、「情報は1冊のノートにまとめなさい」の奥野さんが 『ノートは仕事で3冊使う』と書かれている本書を推薦してしまうのは じゃあどっちがいいの?となってしまいかねない気もした。 うまく両方のいいとこどりが出来ればいい。
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人生を変える80対20の法則
リチャード コッチ
経営者、あるいはある程度の決定権を持つ人が読む分には有益だと思う。 あまりそういう場面に現実感がわかない人(私はこっち寄りだった)には この本に出てくる抽象的な例が、よくわからないまま終わってしまうだろう。 皮肉なことではあるが、真理なのだろうと思った部分は 「努力と報酬は別物である(50:50にはならない)」という部分。 だからこそ、1点をしっかりと見極めてそこに集中することを心がけろ というのが本書のメッセージであるのだと思う。 文字数の割に読みやすいし、もし全部読むのが辛そうだったら 章末にまとめられている『◆』の部分を読むだけでもいいだろう。 本書においての大事な20%は、その部分に凝縮されている。
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へうげもの―TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE (3服) (モーニングKC (1545))
山田 芳裕
明智光秀もまた、かっこいい。
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日本人の知らない日本語
蛇蔵&海野凪子
某日用品店でアルバイトをしていたとき、 「お会計○円"になります“」「○円"から“お預かりします」「あちら"の方に"」 という言葉遣いはNGであると徹底的に叩き込まれたので 上記のような言葉遣いをしている店員がいると、つい気になってしまう。 とはいえ、私も正しい日本語を使っているかといわれるとあまり自信がない。 なので、このレビューを書くのはちょっと怖い。 私は、漢字の読みを推測で決めたという話に驚き、 (だから日本と中国では同じ漢字なのに全く意味が違う文字があるらしい) 七夕は芸事の上達を祈る行事だと知って感心し(←ただ単に私が非常識)、 日本の駐車場が優しいという話にほっこりした。 驚きあり、感心あり、笑いあり、確かに”再発見”あり!だろう。 ただ他のかたも書かれているが、もう少しページ数が欲しかったかな。 なにはともあれ、なぎ子先生、“お疲れの出ませんように!”
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