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三田 完

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べったりしすぎない人間関係が逆に心地よい
2012/04/21
浅草の懐かしいタイプの喫茶店を舞台にした、しんみり人情系連作短編集。

ステレオタイプの下町っぽいべっとりとした人間関係ではなくて、馴染みなのにどこか線をひいた、着かず離れずな感じの人付き合いが逆に心地よかった。
全体的に地味な印象だけど、ぽっと灯りが点るようなほんわりとした読後感。
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東京ヴィレッジ

明野照葉

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依存しすぎの登場人物にイライラ。
2012/04/18
東京都下にある実家に見知らぬ夫婦が住みついていると聞いた主人公が、疎遠にしていた実家を取り戻すために帰省するのだが…という物語。

主人公一家を筆頭に、お互いに依存しすぎで、イラっとします。
心配してくれる彼氏(下心があったとしても)に対しての、主人公の上から目線もイヤだし(そこに愛情があると感じられない…)。
不況、震災などの「今」な時代背景的描写がされるけど、大雑把でピンとこない。なんていうか全体的にうっすいんだよなぁ…。

そして、やっぱり固有名詞が出すぎる小説は好きじゃないなぁ。
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傷痕

桜庭 一樹

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う~ん…。なんだったかな、これ。
2012/04/15
世界的ポップスターが亡くなった。残された家族や、彼に関わった人達が彼の死をどう受け入れるのかを描いた物語。

「King of Pop」と言われて誰もが思い浮かべる方をモチーフにした、というか彼の史実を元に、舞台を日本にして作文しました的読み物。作者が彼の大ファンだったのかしら?
史実が知りたいならノンフィクション物はいっぱいあるし、単独の物語としては面白みがないし…。読んで後悔…。
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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

スティーグ・ラーソン

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感想は下巻で。
2012/03/31

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ワーキング・ホリデー (文春文庫)

坂木 司

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突然現れた息子と、元ヤンパパのひと夏のお話
2012/03/22
元ヤンホスト→宅配便ドライバー(リヤカーだけど)に転身する主人公と、存在さえ知らなかったのに突然現れたその息子との、ひと夏の物語。

面白かった。オンナっ気がなさすぎるところがよいのかも。
エピソードとか設定とか、お約束チックだけど、ほんわか親子具合とサクサク感で楽しめます。
続編も読みたいな。
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寿フォーエバー

山本 幸久

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お仕事は楽しまないとっ。
2012/03/20
結婚式場で働く主人公が、真面目にこなす日々から、仕事に楽しみを覚えて変わってゆく的なお仕事OL小説。

お仕事をがんばる女性は好きです。始めはそれほど意欲的でなかった主人公が、自分のふがいなさに努力し始めるのはいい感じ。
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望月青果店

小手鞠 るい

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家族でも距離感はなかなか一致しませんものね。
2012/03/07
アメリカに住む主人公が、母を見舞う帰国に際し、故郷と家族、自分の半生を振り返る系の「ふるさとは遠きにありて思うもの」小説。

実家や親への愛情や郷愁、それとうらはらなうざったさには、とても共感。決して嫌いな訳ではないのだけど、いくら家族でも、適度な距離感がフィットしないと辛いものですよね。

旦那様がめっちゃ優しくてうらやま。
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謎解きはディナーのあとで

東川 篤哉

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評判通り、期待通り…
2012/02/22
刑事となった名家のご令嬢が執事と共に難事件を解決する、ドラマ化もされた短編連作ミステリ。本屋大賞受賞作。

評判通り、期待通りのラノベっぽさ。キャラ設定が浅いというか薄いというか…、主人公がお嬢様っぽくなさすぎでイヤ。

とはいえ、一応、続編も読んではみるけれど。
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マボロシの鳥

太田 光

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小気味よさを期待したけど
2012/03/03
爆笑問題の太田さん著書の短編集。

ファンタジー作品が多く、読み手の好みで評価が分かれそう。ファンタジーでも社会風刺でも、小気味よい感じがもっと欲しかったかも。そこが著者っぽいと言えば著者っぽい?
私的にいまひとつだったかな…。
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完全なる首長竜の日

乾 緑郎

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もっとドキドキ感が欲しかった。
2012/02/14
植物状態となった弟と、治療として精神世界で交信を続ける主人公が、現実と幻の区別がつかなくなっていき…、というお話。「このミス大賞」大賞受賞作。

ラストは、良くも悪くも予想通り。文章的に読みやすいけど、もっとミステリ的ドキドキが欲しかったな。
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