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白山さんと黒い鞄〈4〉 (電撃文庫)

鈴木 鈴

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(1投票/平均:5.0)
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この本の感想・レビュー(1件)

Mu_1570
Mu
読んだ日: 2010/08/30
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ラブコメ、サイコー!
シリーズ第4巻は王道ラブコメ回
すごく綺麗にまとまっていて、
なんなら、この巻で最終回でもよかったんではないか
と言うぐらいのすばらしい出来。

いわゆる恋敵(ライバル)の登場で、
二人がそれぞれの気持ちを確認しあう展開。
そして、最終的にお互いの気持ちをちゃんと伝えあう。
わー、告白だあ!(笑)

ただ恋敵のムール・ミュールがものすごくいい娘なんで、すごく切なかった。
ムールミュールの力は『死に至る恋煩い』だけど、
彼女の本質は無償の愛だと思う。
それに対して、衡と白山さんの思いは恋だ。
たとえ自分や相手を傷つけることになっても、それでも、一緒にいたいと思う。
それは恋だろう。
そして、そんな恋の前に好きな人のためを思って諦め身を引くのが愛なのだ。
そういう意味で、これは二人の若々しい恋がムール・ミュールの無償の愛を押しのけた結末だと思う。
 
さて、この巻で二人の関係は一つ上がって、恋人同士になったわけだけど、
お話的にも、たぶん次回から違うステージに入るのだと思う。
黒い鞄や嚢界のしがらみ、衡に掛けられている呪い、を巡って
二人が二人の絆で乗り越えていく展開を期待してしまう。
次巻が待ち遠しい。
 
 
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