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この本の感想・レビュー(3件)
やっぱり作者はへんてこだ(爆)
少し前にテレビドラマでやっていたのを見ていたので、 展開で驚くことはなかった。 それがむしろ残念かも。 いやしかし、冷静に考えると、相当あやしいよなこれ(笑) 『鴨川ホルモー』同様、なんだかへんてこりんだけど、 でも、やっぱり一つの青春物語のような気がする(笑) ドラマとの対比をつい探してしまったけれど、 なんと言っても藤原先生が男だったのは驚いた。 そりゃ、綾瀬はるかの方がドラマ的には良いよな(笑) その代わり、こっちは堀田イトが実に印象的。 物語の山場は、彼女の出た大和杯の剣道対決だと思った。 実に凛々しく強く美しかった。 ちなみに、作者は『鴨川ホルモー』の合戦場面といい、 戦いの場面を描くのが意外と(失礼!)上手い。 ただのへんてこなだけではないのだ(笑) 最後にびっくりしてあっけに取られて ちょっと心温まるラストといい、 この作品でも楽しませてもらった。
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ありそうで、なさそう。なさそうでありそうな話
『鴨川ホルモー』もそうであったが、いかにもありそうでなさそう、なさそうでありそうな話です。でもやっぱりないよなあ。しかしあって欲しいなあという話なのです。どちらも読んでいない方にはさっぱり判りませんよね、スミマセン。万城目氏の紡ぐ話はとにかく楽しい。屈託がない。浅いといえば浅い、決して深いとは言えないのですが、ではこの物語を他の人が書けるかといえばそれはなかなか難しい。これだけの才能に恵まれた人はそうはいないと思います。読み出したら最後、物語世界にどんどん引き込まれ途中で止めることなど出来ません。読後感も爽やか、なんとなく元気になっているような小説です。読者を意識して、読者を楽しませるためにきちんと作られた小説。万城目氏の頭の良さに脱帽です。
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とにかく面白い
パロディあり、笑いあり、とにかく楽しめる一冊である。 「鴨川ホルモー」を読んで以来、この作品の文庫化を待っていた。 期待通りの一冊だった。登場人物のキャラクターが最高。 解説の児玉氏の指摘する通り、漱石の「坊ちゃん」のパロディ部分が随所にある。
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