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この本の感想・レビュー(1件)
林芙美子を桐野夏生が暴く?
林芙美子の恋愛を、ミステリー風に書いたもの、かな。 私は昔「放浪記」が好きではなかったので、 林芙美子に思い入れはなかったのだが、 女の弱さと強さとしたたかさを持った人だなあと親近感を持った。 恋に落ちるって自分勝手で愚かで、甘美なものだ。 だから、時々恋愛小説を読んでいて 大人の私は腹立たしく思ってしまうことがあるのだが、 この小説は芙美子によりすぎることなく、そういう自分勝手さを 腹立たしくないものに感じさせる。 リアリティもあり、おもしろかった。
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