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この本の感想・レビュー(11件)
主人公の性格がいいぞ
数学オタクのちょっと抜けている主人公が 長い年月をかけ、挫折を繰り返し、 周囲の人たちにあたたかく支えられながら 新しい暦を作成する。 主人公もさることながら、 周りの人たちに悪意の人がおらず、 気持ちよく読める。 それにしても、渋川春海って… 現代風の名前だなあ。 実在の江戸時代の人物と知ってちょっとびっくり。 しっかり者のえんさんと 抜け抜けの春海の恋模様も ほのぼのしていて楽しめた。 あとは装丁がステキ!
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テーマは地味ですが、面白い小説です。
日本独自の暦である大和暦を考案した渋川春海の物語。 久しぶりに時代小説を読んでみたがとても面白かった。時代小説は戦国期や幕末の動乱期が取り上げられることが多いけれども、この小説の時代設定は、徳川による江戸幕府が始まった後の安定した時期となっています。昨年の本屋大賞の受賞作ということもあり、ストーリー展開も面白くてとても娯楽度の高い作品です。 久し振りに読んだ面白い小説でしたが、少し残念だったのは、最初のほうは緻密な心理描写や背景設定がされているのに、後半はややザックリとした印象になってしまっているように思いました。最後は年表を追うようなやや駆け足のストーリー展開になってしまい、やや物足りなかった。 でも日本の暦という地味なテーマでも、充分に楽しませてくれる著者の力量を凄く感じましたし、今後の作品にも期待したいです。
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若者らしいまっすぐさ
数学や天文学にも長けた囲碁棋士である青年・渋川春海が二十年もかけて改暦を成し遂げるまでの苦難の道が描かれている。春海の学問に対する純粋さ、若者らしいまっすぐさが読み手をすがすがしい気持ちにさせてくれる。 和算で有名な関孝和や、囲碁の天才・本因坊道策らが登場し、彼らの時代背景を楽しむこともできる。
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読むべし。
時代小説ながら、この読み易さ。キャラ立ち度は☆5つ。いわゆるライトノベルを読んで来た自分には、安心感さえ漂います。アニメ・実写を問わず、近いうちに映像化されそうな作品ですね。 基本的に『本は図書館でかりて読む』主義ながら、これは購入して手元に置いておきたいと思った一冊。
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人物がよく描かれている
時代小説であるが、戦乱の時代でなく、戦乱が終わり、平和な時代へと移りゆく時代を描いている。 主人公が実在の人物かどうかは知らないが、周りをとりまく実在の人物は生き生きと描かれている。 今までになかった歴史小説で、本屋大賞も然りと納得の大作である。
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