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この本の感想・レビュー(19件)
あとからじわじわくる本
これが初めて読んだ伊坂幸太郎でした。 読み終わった直後は???って感じでしたが、 他の伊坂を読んでいくと、なぜかオーデュボンの残像を探していました。そして再読していました。 今はこれが一番です。
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荻島に行ってみたくなる。
実は前半は、「荻島」という宮城県の男鹿半島の沖合にある孤島という設定からか、少し現実からずれているせいで、入り込めず、なかなか進まなかった。 人物の設定がはっきりしてくる中盤からは、一気に読み進める。 人物は、未来を知っていてしゃべる案山子「優午」、犯罪者の匂いを感じ銃殺しても許される「桜」、そして主人公「伊藤」を追いかけている悪徳警官「城山」など、現実にはありえない設定ではあるが、ちょっとしたデフォルメを楽しんでいると思うと面白いよ。 まあ、筆者の作品はどこかそういうところがあるけど、その原型がこれだね。本作がデビュー作だから… デビュー作にしてこれだけいいのに、未だに直木賞が取れない理由がわからないね。もはや、そんなものいらないくらいに売れっ子になっているけど。
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謎が解明が本当に気持ちいい!!
伊坂さんの処女作ですが、 やっぱりいいですねー。 伊坂さんの作品の登場人物や言葉は、 ひとつも無駄なものが無く、 何気ないものが、後で大きな役割を果たしていたり・・・ この作品も、不可解な謎が 最後につながっていく様が、 読んでいて本当に気持ちよかったです!!
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舞台の設定がユニーク
伊坂幸太郎の作品を読むのは、2作目である。 この作品は、デビュー作なのか、文体はあまり洗練されていないように思った。ただ、舞台の設定はユニークである。描かれている人物もそれぞれ個性的であるが、会話文主体の箇所は、誰の会話か判別するのに読み返す必要がある。 元同級生の城山の描き方が、非人間的な部分が強調されて、恐ろしい。
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エネルギーがない時には読まないほうがいい。 暴力シーンがリアルすぎて消耗してしまう。 充分に心も身体もエネルギーが満ちている時に読まないとそれでノックダウンされてしまうかもしれない。 私自身、読み始めて1ヶ月ほど中断してしまった。 最後はちゃんと上手くいくってわかっていてもね。
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案山子がしゃべるの。かわいい。 登場人物がみんな変わってる人。 犬みたいな日比野くんは結構好き。 オススメされた桜も本当にいい味出てる。 轟さんもすき。熊おじさん。 バラバラになっていた事柄が つながっていく時なんて かなりドキドキさせられた。 そして島の風景を想像するのがとても楽しかった。 読み終えたらすごい清々しい気分になる。 いい本だなー。 最後まで読むと読み返したくなる。
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