関連本-Amazonより-
螺鈿迷宮 上 (角川文庫) 海堂 尊
螺鈿迷宮 下 (角川文庫) 海堂 尊
ジーン・ワルツ (新潮文庫) 海堂 尊
極北クレイマー 上 (朝日文庫) 海堂 尊
この本を評価した人は以下の本も評価しています
わたしとトムおじさん 小路 幸也
雲霧仁左衛門 (前編) (新潮文庫) 池波 正太郎
雲霧仁左衛門 (後編) (新潮文庫) 池波 正太郎
泳げ、唐獅子牡丹 (祥伝社文庫) 菊池 幸見
押入れのちよ (新潮文庫) 荻原 浩
この本を登録している本棚(10件)
この本の感想・レビュー(1件)
20年前の医療を今一度振り返ってみる
この作品は「チームバチスタ」3部作(後の「イノセントゲリラの祝祭」を含めると4部作ですが)の発行後に書かれたもので、1988年に時代を遡って、チーム・バチスタシリーズ約20年前の東城大学医学部を舞台にしています。 そこに登場するのはチームバチスタシリーズで院長を務める高階の20年前の姿であり、卒業したての外科研修医の世良の苦闘する姿ですが、これら医局制度が崩壊した現在の医療の現場とはそうとう違うんだろうなと思います。 筆者自身が20年前に目の当たりにしてきた医療の現場は、こんな感じだったのでしょう。一部見苦しい部分もありますが、むしろ「必要悪」と感じてしまうのは私でしょうか? 少なくとも、その後に出現した地域医療崩壊を見る限る、この時代のほうがまだ良かったように感じますね。今は職業人としての医師を尊重しているように思えて仕方がありません。 この作品の後に「イノセントゲリラ…」が発表されたさけですが、これはミステリーとは呼びがたい、筆者の思想が入った作品であり、「イノセントゲリラ…」の執筆に際しては、古き良き(?)時代を振り返る必要があったのでしょう。 そんな位置づけの作品です。
この感想・レビューは参考になりましたか?
はい


















