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松崎レオナの奮闘
『暗闇坂の人喰いの木』で登場した 松崎レオナを主人公とする御手洗ものの外伝的作品。 いつも、島田作品はミステリーとして読んでないのだが (つまり謎解きに興味をおいてない) 今回もハリウッドでのレオナの物語として読んだ。 島田作品らしく、かなりグロテスクで、そのくせ幻想的で、 ただ今回はレオナが主人公だからか、けっこうエロチックだった。 レオナは表面上はすごく強く自信に溢れていて、 でも、やっぱりあぶなっかしくて、 心の底には家族のトラウマが横たわっているのだろう。 女性を愛するのも子供を産みたくないからだ。 他の作品でも言っているけど、 ただ、御手洗だけが彼女の希望なのだ。 そのことがレオナの弱さを支えている。 そして逆に彼女の満たされなさの要因でもあるんだろうけど。 いつかまた彼女と御手洗潔の共演を見たい。 その時にはレオナはまた一回り大きくなっているはずなのだ。 そう願いたい。
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