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レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)

有川 浩

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この本の感想・レビュー(2件)

Mu_1570
Mu
読んだ日: 2010/09/01
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ネット発の恋愛!
本作が書かれたのは今から4年前の2006年
その当時、ネットから始まる恋愛は、
どれくらい現実感を持って受け止められたんだろうか?
今なら、ネットの中で知り合って、
その後で現実に会うような経験を自分自身も体験しているので、
本作の出会いの場面は実によく分かる。
趣味の部分で知り合って、リアルの知り合いよりも恥ずかしい本音を語り合ったりする部分は、マジで恥ずかしい。いや、だって、実際そうだもん。
でも、実際に会ってからの話は、彼女が聴覚障害者という設定もあり、
ネットどうこうよりも、もっと普遍的な男女の恋模様、
いや、人としてのコミュニケーション、関わり合いのお話になっていると思う。
でも、やっぱり基本は恋物語。そこはさすがに有川作品。
登場する人物はやっぱりみんな真摯で真っ直ぐだ。
それに、ここに登場するひとみさんだけじゃなく、
有川作品の女の子は基本的にめんどくさい(笑)
それは、無理に誰かに気に入られようとするのではなく、
ちゃんと自分という芯を持っているからだろう。
でも、そんな歯ごたえが良いんだよね(笑)

あと、主人公の男性の関西弁。
個人的に関西ネイティブな私としては、ちょっとこそばゆかったりも。
ただ、「関西人はノリ突っ込みは標準装備」とか
「関西弁はいかなる外国語との喧嘩でも迫力負けしない最強言語」とか、
あははは。もう笑うしかないな(否定できないし)

ということで今回も楽しませてもらいました。
 

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読んだ日: 2009/07/15
Star_onStar_onStar_onStar_onStar_on
ううううううむ
個人的には有川さんは好きなのだ
でも「図書館シリーズ」はヘソ曲がりのせいなのか
あまり好きになれない

これはその図書館シリーズとリンクはしているものの
単独でも充分楽しめる

いまどきの小説でメールを使うのは常態化しているが
ここでのメールは実に巧みで
前半はほとんどメールだけで成立しているといっても過言ではない

後半でも主人公の二人が実際に逢いながらも
すれ違いが多くメールが重要な役割を果たしている

どこか同じような思いを抱いてしまう
切ない話である
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