クリエイターのための3行レシピ レイアウトデザイン Illustrator&Photoshop
柘植 ヒロポン
とてもいい
デザインの教科書は何冊も読んだけれど こんなにスッキリと「いいデザイン」で 構成された本も少ない プロのデザイナーでなくても 自分でデザインする機会は増えている 基本を知っているだけで デザインはぐっと良くなるという見本が ここにある
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図説オタクのリアル―統計からみる毒男の人生設計
安田 誠
あまりにリアル
オタクでなくても身につまされる統計が これでもかこれでもかと襲いかかってくる だけど考えれば、たかが数字である 数字は数字に過ぎず 他人と比べて自分を見ている限りは 浮かばれない、ということだ 意外な数字もいくつか並ぶ 眺めているだけでもオモシロイ
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人類大移動 アフリカからイースター島へ (朝日選書)
著者なし
あらゆる角度から
現人類がアフリカに誕生してから どのように広がり、なぜ生き残り その理由として考えられるものには何があるか そういう疑問の多くが、ここでは語られている もちろん現時点で「わからないものはわからない」 「これは推量である」という但し書きも付されている 道具の問題、食料の問題、他の動物との比較 地球環境の変化など多くの資料からたどりつく結論は 実にスリリングだ
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廃墟本3 ~The Ruins Book3~
中田 薫/中筋 純
なぜ惹かれるのか
なぜ廃墟に惹かれるのか、やっとわかった 自分の町全体が、ゆっくりと廃墟になりつつあるからだ 解釈の問題もあるだろうが、自分自身も廃墟になりつつある 老人の割合の多い街は、ゆっくりと朽ちていく その無残さを見事なまでにまっすぐに表現しているから こうした廃墟本を手にしてしまうのだ
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第五番
久坂部 羊
ふむふむ
久坂部氏の著書は全部読んできた デヴュー作「廃用身」には衝撃を受けた 「破裂」「無痛」にも唸らされた もちろん本作も期待して、じっくりととりかかった 新種のカポジ肉腫という恐怖と 刑法第三十九条に守られた殺人者と彼を利用する者たち というふたつの物語が並走する だがどうにもすっきりしないのは 新種カポジ肉腫を最初に診断した医師が 自らも冒されていく恐怖が なかなかすっきりと伝わってこないことだ 周囲やマスコミの恐怖も同じである 未知のものへの惧れはもっとヒステリックではないか、 と私は思う もうひとつの物語の主人公である殺人男の不気味さ 感情の揺らめきも、なんだか納得がいかない 彼を利用したがる美貌の日本画家の逸脱ぶりが 見事な分だけ、肝心の男の焦点がぼやける もちろんそれは「久坂部氏の作品にしては」という但し書きつきで 物語としてのレヴェルは一級品である 一時ほどでの勢いではないにせよ海堂氏のものや 帚木蓬生氏のように現役医師でありながら 小説を書き続けるというのは実にハードだと思う しかし、それでも書き続けてほしいひとりであることは まちがいない
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サッカー「観戦力」が高まる
清水 英斗
最高の教科書
サッカーのシステム、というものがいまいち理解できずに 知ったかぶりをしていた自分が恥ずかしくなる 著者は若いながらも、その難解なシステムを 一つ一つ解きほぐし、具体例をあげながら説明してくれる 著者の好き嫌い、それぞれのチームの監督の考え その時のチーム状態、システムそのものの流行など 極めて明快である
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われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る
米長 邦雄
圧倒的なおもしろさ
コンピュータ将棋が近年ますます強くなっていることは仄聞していた だが米長永世棋聖が実際に対戦し負けた、ということは知らずにいた 清水女流名人(当時)が敗戦したことは読んだ記憶があるのにだ 本書は、米長氏がいかにコンピュータ将棋に挑むために 準備し、配慮し、自分の力を冷徹に見つめたか、という記録である しかしそこはやはり、米長氏だ 笑いをちりばめながら書いてはいるものの 悔しさをにじませているところが、いい 今後の展望や詳細な棋譜と解説は 部分的にはわからないけれども、おもしろさが削がれることはない 個人的には佐藤康光九段に対戦を促す場面に抱腹した
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