沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)
山崎 豊子
一言で、圧倒的な世界。
山崎豊子の長編小説。 以下ネタバレありです。 日本航空の一社員をモデルとした主人公恩地の目線で描かれたフィクションである。 ただし、フィクションでありながらところどころに実名を使っていてリアルに感じる部分もある。 1985年8月12日に起こった「日本航空123便墜落事故」にまつわる話も(三)巻で登場しており、 日本の歴史を知るための書としてふさわしいものだと思う。 (一)(二)はアフリカ編という名前の通り、主人公の恩地のアフリカでの勤務時代の話が メインになっている。 恩地が国民航空(NAL)で働き始めて8年目。 国民航空の労働組合の委員長を引き受けてしまったことから 恩地の人生は大きく狂ってしまうことになる。 激しい労使交渉、当時の航空会社の経営者の安全に対する意識、 国営であるがゆえの政治家の介入、劣悪な労働環境、 フィクションかノンフィクションなのかはわかりかねるが、 そういった描写は随所に、生々しく圧倒的な表現力を以ってそこにあった。 労働組合と経営者との間にたった恩地は、労働者の権利を 最大限に守るため、また航空会社が守るべき安全を守るため、 ストライキなどを実行するなど不退転の気持ちで労使交渉に臨むものの その結果として委員長を退任した後に、左遷人事を受けてしまい、 僻地への異動をやむなくされるのであった。 まずはパキスタンのカラチ。 通常僻地への海外勤務は2年だけで戻れるはずが、 戻れず、次はイランのテヘラン。 そしてアフリカのケニア。 足掛け8年にも渡る部分が(一)巻では中心になっている。 労使交渉の様子、国民航空の経営や内部の実態、 カラチ、テヘランでの様子は必見に値する。
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新TOEIC TESTリーディング問題集
成重 寿
TOEICpart7を集中的に演習するならコレ
《概要》 2006年5月からリニューアルされた新TOEIC対策用テキスト。 その中でもリーディングのPART7のみを取り扱った書である。 この本はTOEICでスコア900を取るには・・・というハウツー的な要素は 全く書かれておらず、PART7の問題48問4回分とその解説から成る。 解説では文章の訳とボキャブラリーがある。 《感想》 PART7が苦手な私としては、このようにPART7に絞った本、 しかも演習用としての本が1,400円と安価で買えたのはありがたかった。 長文単位で難易度も示されており、 自分の理解度を測る助けにもなる。 英語の基本がある程度しっかりしている人にはオススメである。
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稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方
堀江 貴文
20代のサラリーマンのモチベーション向上に
《目次》 第1章 カンタンに壁を破る人・ゼッタイに破れない人 第2章 堀江流「シンプル・イズ・て」 第3章 いま考えていること・これからやること おわりに 若いうちほどカンタンです 《感想》 ホリエモンの頭のよさ、実行力、一言で実力を感じた。 昔ヒッチハイクをやって泥臭いことをやっていた。 営業が全てという考え方を自らの行動で説得力を 持たせている点がすばらしいと思う。 こういう本を書く人は実行が伴わないことが多いが、 やはり実行している人の言うことは説得力が違う。 当たり前だが、わかっていたことだが、 自分は現時点でこの人に遥か及ばない。 しかし、この人のレベルまでは最低限行かなければと メラメラ燃えてくるものを今持つことが出来た。 日々の仕事に疲れていたり、 先行きに少し不安を感じるようになっていたりする人は モチベーションを上げる本として手にとることをオススメできる。 第3章で語られる独自の発想・見解もやるなと思った。 「リンドウズ」OSの新しい構想、日本の自動車メーカーへの言及など ホリエモンの頭のよさを感じる内容だった。 言い切ることの力強さ、それをつけるためにも 自分がアウトプットする回数を増やす重要性に気づけた。
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徹底抗戦
堀江 貴文
【ライブドア事件から学ぶ】会社、ビジネス、司法
【ライブドア事件から学ぶ】会社、ビジネス、司法 一言で「今年一、面白かった本」というのが自分の感想。 もっと早く読んでおけばよかったと思うような面白く、 新しい知識/情報をくれた本である。 目次と内容は以下の通り。 ========================- ①予兆 "虎の尾"を踏んだ、ニッポン放送株買収と衆院選出馬 ②青天の霹靂 逮捕、そして勾留へ ③底抗戦 われ、検察とかく戦えり ④真相 いまだから書ける、あんなことこんなこと ========================- 番号は振ってあったわけじゃないが、 わかりやすいように振った。 時系列に近い形で、起こった出来事に対しての ホリエモンが言う事実とそれに対する考え方を 記載しているものなので、ビジネス書のように 体系的にまとまっているのではなく、どちらかというと 小説に近い内容になっているので、その点はあしからず。 以下内容の簡単な紹介 ①タイトルどおり、ここではニッポン放送の株の買収に 関する話がメイン。 ・なぜホリエモンがニッポン放送株を買収しようと思ったのか ・買収しようと思ってからどういう流れだったのか ・実際に行動を起こしてからのギャップ。わかったこと など、この章で学ぶことは非常に多い。 ②逮捕されたからどんなことが起こったか。 一言で表すと上記の通りだが、非常に内容は濃い。 ・検察の逮捕のタイミングと株式市場への影響 ・強制捜査の様子 ・取調べ室での様子、独房の中 ・刑務所の中での話 ・保釈について 上記の話なども今まで全く知らなかった話で 世間一般が思っているものとのギャップはかなりあった。 ③ここでは逮捕された後の話がメイン。 ①②と比較してホリエモンの考え方、意見が強調されている内容。 ④ここは、世間が思う内容と現実のギャップが描かれていることが多いように思う。 もちろん①~③の内容も全てそう言えるのだが ホリエモンはどうしても世間一般に好かれるタイプのやり方を していなかったため、ここまで叩かれてしまったんだなということが ここを読めばよくわかる気がする。
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マンガ版 新・資本論
堀江貴文
【超初心者向け】お金の話
ホリエモンが漫画の登場人物となり、 色々なお金・人生のトラブルに巻き込まれた主人公数名に対して アドバイスを行っていくようなストーリー。 保険の話、持ち家の話など、 金持ち父さんで世にだされた価値観のさわりとなるような話を マンガにまとめている。 一通りお金の話を学んだものにとっては 非常に退屈する内容なので、よほどホリエモンを好きな人で ない限りはオススメできない。 コメントどおり、超初心者向けである。
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企画書100事例集―ヒントがたくさんつまった宝箱!! (高橋憲行の「企画塾」基礎講座)
著者なし
企画書100本ノック
1994年4月に初版ということで今から16年前に書かれた本。 しかしながら充分参考にできる部分はあるように思う。 以下本書の内容を紹介する。 目次どおりだと、8つの章に分かれるが 内容は大きく分けて二つに分類される。 1点目:企画書の定義(約10ページ) ============================== ◆序章:企画書の作り方 1.企画書の必要性 ☆2.企画書の構造 ・表紙/まえがき/目次 ・コンセプトマップ ・基本システム ・サブシステム ・フォーメイション ・ツール ・経営目標/スケジュール/予算(収支)/事業組織 ・事業イメージ ・仮説立案/戦略案立案(調査報告) ・事例・兆候 ☆3.コンセプトマップ⇒1枚で概要を明らかにさせるもの 4.企画書の構造 ============================== 2点目:企画書の実例(各章4~30個の事例) ============================== ◆①新事業 ◆②営業促進 ◆③地域振興を推進 ◆④人生設計 ◆⑤新商品の企画 ◆⑥業務を合理化 ◆⑦出版を企画 ==============================
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汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾
三田 紀房
20代~30代の会社員へ向けてのメッセージ
東大受験ドラマとして有名なドラゴン桜の作者が 学生ではなく、社会人向けに仕事についての指南を送る内容。 「現代の格差社会を生きる若者は ひたすら損をしている」 自分が信じて疑わないその考え方と筆者が同じだということがわかった。 現状に不満を持っているなら●●をするべきという内容がある。 選択肢を絞っていることで、今の自分を変えたいと思っている人にとってはわかりやすいのではないかと思う。 しかも、それぞれの選択をするなら●●な条件をクリアしておくべき、という具合に非常に親切な書き方がされてある。 これは転職に失敗している自分にとって、 納得性が強いものだった。 ただし、転職経験がない人にとってはもしかしたら 腹に落ちてくる内容ではないかもしれない。
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イチロー「10年物語」 (集英社ムック)
著者なし
イチローの10年間
メジャーに渡ってからのイチローの記録を一冊の本としてまとめたもの。 コンテンツとしては以下のような内容。 ・イチローの独占インタビュー ・野球人からのコメント 王貞治、野茂英雄、ピート・ローズ、 ジーター、クリフ・リーなど。 ・全記録&年表 ・著名人からの言葉 森光子、和田アキ子、宮里藍、栗原恵など ・10年語録 etc. 日本人がここまでアメリカで認められることを 非常に嬉しく思う、というくらいアメリカでも評価されている。 ホームラン志向のアメリカからの批判もあると 言われているものの、その評価は疑いのないものだ。 自分が参考にしなければならないと思う点を次に挙げる。 これは一貫して他者から評価されていることだが、 野球に対する"準備の姿勢"についてだ。 1試合、1打席に対するものから、シーズンオフ明け、 プロ野球への入り方と、とにかく準備をしっかりすること。 これこそがイチローの結果につながっているものだと思う。 自分もしっかり準備をしようと思った。 ※ちなみに背表紙の言葉も印象的だった。 27歳から37歳・・・。 この10年はあらゆる男にとって濃密であるべき季節だ。 ・・・以下省略。 イチローに負けない強さを自分に求めていきたい。
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1Q84(1)
村上 春樹
物語が進むほどハマる
ベストセラー作品の1Q84。 ジョージ・オーウェルの1984は1949年に刊行されたもので、 未来に向けて書かれた作品であった。 今回は村上春樹の現在から過去にむけた1984年を描いたものという説明をよく見かける。 村上春樹自信もジョージ・オーウェルの小説に影響された形になっている。 以下感想 天吾と青豆という二人の男女の主人公の話を交互に展開させていくストーリー。 最初は正直つまらないというか、イマイチ集中できなかったが、 二人の物語が交差し始めるところくらいから 物語がめまぐるしく動き始めておもしろくなる。 book2を早く読みたい。
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白銀ジャック (実業之日本社文庫)
東野 圭吾
あれ?東野圭吾??
いきなり文庫だなんておかしいなと思いつつも 手軽に読めるということで書店で即購入した。 が、やはりいきなり文庫なんてロクなことないなと今思う。 東野圭吾としてはかなりの駄作の部類に入るだろう。 舞台はスキー場で、主人公はそこで働く人。 「スキー場に爆弾をしかけた」という脅迫状が送られてきてから 社長、役員から現場のパトロール員まで全ての人を巻き込んで 話は展開していく。 いったい誰が犯人なのか。 端的に述べると上記のような話。 微妙です。
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